履き心地抜群! パラブーツのシャンボードは40代にこそオススメしたい革靴

Low Shoes

フランスの老舗シューズブランド『パラブーツ(Paraboot)』を代表する『シャンボード(Chambord)』。フランス製だしちょっとごつめのフォルムとラバーソールから、「オシャレ上級者の革靴でしょ?」と思われるかも知れないけど、僕としては実は40代のチョイオジ世代にこそ履いてほしい一足なのです!

パラブーツ(Paraboot)ってどんなメーカー?

1908年にレミー・リシャールポンヴェール氏が、生まれ育ったアルプス山脈の麓にある小さな村で始めた小さな靴工房が始まりです。

結婚を機に高級シューズコレクションを立ち上げたレミー氏は、紆余曲折ありその後労働者向けの編み上げ靴のブランドを商標登録しました。

そして1926 年、アメリカを旅行中のレミー氏は、今日のパラブーツにつながる発見をしました。アメリカ人が履いていたラバーブーツと出会ったのです。

唯一無二のラバーソール

履き心地が悪くてすぐに駄目になるレザーソールに変わって、ラバー(ゴム)を使うことを思いついたレミー氏は、試行錯誤の末ついにラバーソールの革靴を完成させました。

その当時、ゴム(ラテックス)を輸入していらアマゾンの港「パラ(para)」と「ブーツ(boot)」をあわせて「パラブーツ(Paraboot)」として1927年に商標登録しました。

このラバーソールは今でも自社工場で製造されています。

履きやすさを支えるひとつ、パラブーツの代名詞「ラバーソール」

革靴好きに愛されるシャンボードの特徴

多くの人に愛される革靴シャンボード。それにはやっぱり理由があります。

  • ラバーソールが快適、疲れにくい、減りにくい
  • 革は「リスレザー」というオイルレザーで多少の雨にも強い
  • ワイズFなので幅広の足にも合う可能性が高い
  • ジャケパンの綺麗めコーデから、デニムのカジュアルコーデまで合わせやすい
  • ビジネスやプライベート、ON/OFFで使える一足

といった感じでとても優秀なレザーシューズ。気がつけば登場する頻度が高くなる靴なんですね。

パラブーツの代名詞でもあるラバーソールは、スニーカーのような感覚で快適に歩けるけど、それでいて適度な硬さがあるのでちゃんと革靴を履いている感じ。そして、その丈夫さには脱帽。なかなか減りにくいこともで有名です。

リスレザーはオイルを含んでいるので、ちゃんとメンテナンスしてあげれば多少の雨でもへっちゃらです。雨の日はシャンボードという革靴ファンも多いです。

後述する私の幅広足にもフィットするワイズF。快適すぎる! そして、コーディネートの幅の広さや、ビジネスでもプライベートでも使える一足の話もこの後で!

横のフォルムも凛々しい佇まい。

シャンボードのサイズ感と履き心地

僕の足のサイズ(実寸)は、足長23.5cm、足囲24.3cmです。幅広な上に、身長168cmにしてはちょっと長さが寸足らずw

そんな僕のシャンボードはUK6F。これが実にジャストなサイズです。

手持ちの革靴やブーツのサイズ感はこちらの通りです。

ブランドサイズフィット感
Alden インディ6.5D足入れの瞬間にプシュっと空気が抜けてジャストフィット。ストレスのない素晴らしい履き心地。
REDWING アイリッシュセッター(モックトゥ)US7.5E踵に指1.5本の余裕。ワイズも余裕。
REDWING アイリッシュセッター(モックトゥ)US7E若干の余裕がある感じでジャスト。
REDWING アイリッシュセッター(モックトゥ)US6.5Eつま先に5mmくらいのホントのジャスト。でも足が小さく見えるので、ファッションとしてのバランスが悪い。アイリッシュセッターは7or7.5がいい感じ。
Paraboot シャンボードUK6Fジャスト。ワイズも広いので違和感なし。
DANNER LIGHTUS7.5EEつま先に若干余裕あり。違和感なし。
Trickers カントリーブーツUK6.5Fitting5ジャスト。若干ワイズに違和感。
WHITE’S セミドレスUS8E余裕ありすぎ。
WHITE’S スモークジャンパーUS7Eワイズ(ガースわまり)が窮屈で痺れてくる。長さは丁度いい。
New Balance 574US7.5日本サイズ25.5cm。
NikeUS8日本サイズ26.0cm。ナイキ、プーマー、アディダスは細身なので半サイズ大きめ。

参考までオールデン(Alden)のサイズ感や履き心地はこちらで紹介してます。

僕が革靴やブーツでよくあるのは、甲の外側(ガースまわり)や小指の外側が当たって痛くなってくること。でもシャンボードはどこにも当たらず、快適に履いていられる靴で気に入ってます。

さらに、硬めのスニーカーのようなクッション性のあるラバーソールのおかげで、いつまでも歩いていられる感覚になる革靴なんですね。

実は40代のチョイオジ世代に履いてほしい

10代、20代の頃は綿100%の細身デニムを履いてましたが、近頃は細身スリムでありながらもストレッチの効いたデニム(ポリエステルが2%くらい混合されてるやつ)の履きやすさの虜になっていますw

同じように、快適に履ける革靴じゃないと、結局は履かないで下駄箱に眠ったままの靴になってしまいます。

シャンボードは、僕にとってなんのストレスもなく履けて、ジャケットスタイルにもデニムコーデにもマッチするし、天候も気にすることなく履ける頼もしいレザーシューズです。

ちなみにパンツの裾の長さは、ノークッションで踝あたりにするとカッコいいと思います。この丈感になれない方も、ぜひ一度挑戦してみて欲しいなぁー。

正面のフォルムはジャケットスタイルでもマッチ。ラバーソールは公園散歩もOK!

僕はたまたまネットで見つけた中古で、19,900円という破格で買うことができました。

ビジネスシーンにも家族とのお出かけや買い物などプライベートシーンでも、40代のチョイオジ世代に是非とも万能に履き込んで欲しい一足だと思っています。

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