8インチのアイリッシュセッター877をヤフオクで10,000円でゲットしたのでメンテナンスしてみました。
タグは半円犬タグ。このタグも年代によっていくつかバリエーションがありますが、これは恐らく1990年代中頃のものだと思います。
サイズは7.5EE。アイリッシュセッターだと普段は7Eがジャストくらいですが、今回見つけたものはEEだったので、8インチということもあり、冬場にウールの厚めの靴下を履くことを想定して購入してみました。
ちなみに僕が普段履いているブーツのサイズ感はこちらをご覧ください。
買った時の状態はがっつりと履き込まれた感じ
購入して届いた時点ではこんな感じでした。
しっかりと履き込まれた感じで、色も薄くなり、ソールも減っています。
でも、よく見ると「これなら買ってもいいかな」と思えるポイントがいくつかありました。
① 履き口のパイピングが切れていない
多少のヒビ割れはありますが、切れているところがありません。
ヤフオクやメルカリで中古品を見ていると、この履き口のパイピングが割れているものがよくあります。
履いてしまえばパンツに隠れて見えることは少ないと思いますが、前の持ち主が大事に扱っていたかどうかの基準になるような気がして、僕はこの部分のダメージがとても気になります。
それに直そうと思ってもパイピング切れを直すのはなかなか大変か、お金がかかると思います。
② ソールが減っているがミッドソールまで達していない
めちゃくちゃヒールが減ってますw
でもミッドソールまではギリギリ達していません。
ミッドソールまでいってしまうとソール交換しようと思ったときに、アウトソール(地面に接するソール)の交換だけでは済まず、費用が多少割高になってしまいます。
今回は、シューグーを使って自力で補修しようと試みましたが…
③ アッパー(革)がそれほどダメージがない
相当履き込まれて色も薄くなっていますが、アッパーをよく見るとそれなりに汚れてはいるものの擦ったりぶつけたりするとできる傷があまり見当たりません。
恐らく前の持ち主の方は、ワークブーツらしい使い方をしながらも、過保護にし過ぎずそれなりに手入れをしていたのだと思います。
メンテナンスで艶を蘇らせる
致命的なダメージがないこの877なら、ちゃんとメンテナンスしてあげれば艶が蘇ると思って購入しました。
メンテナンス過程はこちらをご覧ください。
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