ボンネットから煙が! 中古のBMW 323i(E46)に起きた外出先のトラブル

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車載トラックに載せられたこの姿を少し誇らしく思ってしまうのはなぜでしょう。決して納車のシーンではありません…。

きっとワンパクな我が子が、運動会で張り切りすぎて転んで怪我をしちゃったけど、本人的には満足している姿…を見ているような感覚だからでしょうかw

さて、2012年に47万円(諸経費別)で購入したBMW 323i(E46)。2014年1月に最初のトラブルが発生しました。いや、その前にイグニッションコイルの不調・交換もあったけど…大きなトラブルはこの時が初めて。

※今現在の修理・交換歴はこのような感じ。

  • イグニッションコイル2本交換
  • ラジエターのエクスパンションタンク交換(E46の持病らしい。亀裂が入って液漏れ)
  • ラジエター交換(枯れ葉などで目詰まりしていた)
  • フロントのアームブッシュ交換(購入時が72,000kmだから仕方ないことかな?)
  • リアハブベアリング(シャリシャリ音がしてると思ったら…これも仕方ないのかな?)
  • エアコンのコンプレッサー(リビルド品に交換、約9万円)

外出先でボンネットから突然の煙

ちょっと遠出をした帰り道、時間は夜の22時頃。国道の渋滞にはまっていると、突然ボンネットから白い煙が!
隣に乗っていた奥さんが慌てた声を上げるが、僕は意外と大したことないんじゃないかと…その時は思っていた。

ところが、煙はどんどん多くなってきてドラマや映画でみるような、まさにTHEトラブル!な様相を呈してきた。

運良く渋滞で止まっていた場所に吉野家(すき家だったかな?)があったので、慌てて駐車場にイン。このE46を購入した車屋さんに電話して、指示通りボンネットを開けてみると、何やら液体が蒸発しているような感じ。

エクスパンションタンクに亀裂が入って、漏れ出したクーラント液がエンジンルームの熱で蒸発したものだった。

BMW E46のお約束の持病らしいエクスパンションタンクの亀裂

壊れた部品の写真を撮っていなかったんですが、ネットを検索するとすぐに出てくるので気になる方は見てみてください。

さて、そもそもエクスパンションタンク(ラジエターリザーブタンクとも言うのかな)とは?

エンジンはものすごい熱を発生します。そんな高温のエンジンは、ラジエターという装置でパイプを通して循環しているクーラント液によって冷やされています。エクスパンションタンクは、そのクーラント液を溜めておくタンクです。

エクスパンションタンクが壊れた → クーラント液が漏れて空 → エンジンを冷やせない → そのまま走行したらエンジンが壊れる。という流れですね。

このエクスパンションタンクの破損(亀裂が多い)はE46のお約束の持病らしく、車屋さんの話では春夏に起きることが多いらしいです。プラスチック製のタンクが冬に硬化して、夏の気温でエンジンを冷やすために高い負荷がかかり起こるんじゃないかという話です。

家に到着。これも決して「本日納車でーす!」の画像ではありません。夜だし。

部品代って結構するもので…

このエクスパンションタンク、交換部品は2、3千円程度かなー、と思っていたらなんと1万円近くした記憶があります。これにプラス工賃…。

中古車の購入はそれなりのリスクがあるものですが、それでもこのBMW 323i(E46)は僕にとっては愛おしい車に変わりはありません。

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