ヤングタイマーなステーションワゴン、90年代のTOYOTA(トヨタ)「スプリンター カリブ」はちょい古レトロ!

Car

父親が歳をとり車の運転もできなくなったのを機に実質的に引き継いだこのカリブは、1995年に初年度登録で2021年の現在だと26年もののヤングタイマーなワゴン!

そんなレトロなクルマでも、ガレージ保管、走行距離5万キロ程度という条件もあってか、今でもバリバリ快適に走ってるんです。

街中で見かけることも少ない(というかほぼない…)このステーションワゴンは、年数的に税金も高いし、ヤフオクでさえ交換パーツが見つからないし…このまま乗り続けることができるのか心配だけど、とっても気に入ってるクルマ。

できれば死ぬまでこれに乗り続けたいと思っているカリブはこんな奴ですw

SUVに押され気味のステーションワゴンも昔は

昨今の人気はSUV(ですよね?w)。国内外問わずほぼすべてのメーカーがSUVを発売しています。ウソみたいだけど、あのフェラーリやランボルギーニだってSUVを開発。F1を始めとしたレースシーンでお馴染みのスーパーカーメーカーがSUVを造るのにはちょっと違和感があるけど…それも時代ですね。

そんなSUVに押され気味のステーションワゴン(メーカーによっては「ツーリングワゴン」とも呼ぶ)ってどんな車かというと、乗車空間と荷室が一体型なったタイプ。車内の天井高はセダンと同じくらいで、荷物室の高さも乗車空間と同じだから、荷物の積載量が多く積み下ろしも快適にできる街にもアウトドアにも万能な車なんですね。

日本で人気のステーションワゴンは、スバル「レヴォーグ」。外国車だとBMW「3シリーズツーリング」、メルセデス・ベンツ「Cクラスワゴン」は根強い支持があり、最近ではミニ「クラブマン」やボルボ「V60」なんかが人気ですね。

おじさん世代には懐かしい90年代を代表するステーションワゴンと言えば「レガシィツーリングワゴン」。WRC(世界ラリー選手権)で活躍したセダンタイプがベースのため、高出力(馬力)と高品質な足回り、そして昔のスバル独特のエンジン音(ドコドコとした太鼓音)が魅力で若い人を中心に大変な人気でした。免許をまだ持っていなかった僕も憧れだった車w

最近耳にする「クロスオーバー」はステーションワゴンとSUVのいいとこ取りをした、車高もそんなに高くなく、街乗りから最近人気のキャンプにもちょうどいいタイプのジャンルです。

「カリブ」は気軽に乗れて有能な4WD

さてうちの父親が大切に乗っていたこのカリブ、90年代のステーションワゴン人気にあってこのトヨタ「スプリンター カリブ」は、遊べる4WDを意識したみたい。昔のCMを見ると…キャッチコピーは「遊能4WD」。

そのキャッチコピー通り、街ではセダンのように気軽に乗れて、それでいて荷物が多いときにはたくさん積めて便利だし、朝早く起きて遠出するときにはよくリアシートを倒して布団を敷いて寝ていました。
今でいうところの「車中泊」のような感じw

リアのスタイルもスタイリッシュ。初代から続くデザインの縦長リアランプも特徴的。

興味のない人にとっては「古すぎる車」ですが、僕にとってはとてもカワイイ車ですw
古着屋なんかに買い物に行くと、店員さんに「めちゃくちゃカッコいいですね!」って言ってくれる人も。

5速ミッション、100ps(馬力)程度、フルタイム4WD(常に4WD状態、逆はパートタイム4WD)。高い車高と、今どきの軽自動車並みの14インチサイズの小さいタイヤでタイヤハウスのスペースも十分。ちょっとした悪路や深い雪道もへっちゃらなんですねー。

ほら、カワイイやつでしょw

4WDはやっぱり雪道でも安心

「遊能4WD」というコピーから、ちょっとライトな4WDかと思いきや、そこそこの走破性があるのがカリブ。やっぱり雪道の安心感は違います。多少雪深くても底をこする心配もありません。

雪道もへっちゃら!圧雪やアイスバーンは車の性能によらず注意!

今後、世界は今以上に地球環境を考え、車もEV(電気自動車)が普及してくるでしょう。これから、いつまでこのカリブを乗っていられるかわかりませんが、20年以上経ったこの車を今後も大事に乗って行きたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました