運転が楽しい! 「駆けぬける歓び」ってまさにこれのこと! BMW 323i(E46)

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数年前、持病持ちの愛犬を頻繁に病院に連れて行くことが多いため中古車の購入を検討し始めた。

たまたま近所に家から同じくらいの距離にあったのが、「スズキの中古車センター」と「中古のBMWを扱うカーショップ」。

妻はもちろんスズキを勧めるが…運転するのは僕だ。やっぱり運転していて楽しく、所有することの喜びを感じられる車がいい!! ということで、人生初のマイカーは20年落ちのBMWになったけど、これが想像以上の名車(自分的にw)だったのです!

BMW 323i(E46)ってこんな車

BMWはご存知ドイツの自動車メーカーです。正式名称は「Bayerische Motoren Werke AG(バイエリッシェ モトーレン ヴェルケ)」。バイエルンの自動車メーカーってことですね。

「323i」は車種名でシリーズとエンジン種類を表しています。

  • 1桁目「3」:シリーズ名。これは3シリーズ。数字が大きくなるほどグレードが上がり価格も高くなる。
  • 2桁目「23」:排気量。これは2300cc。
  • 3桁目「i」:エンジンの種類。これはインジェクション。ガソリン車ということですね。ちなみに「d」はディーゼル車です。

そして、「E46」は車の型式を表した表記で、車検証などに記載される識別記号です。そのモデル全体のグループを表していて、マイナーチェンジしてもこの記号は変わりません。フルモデルチェンジの際に変わります。MACのOSに似ていますねw

ちなみに「六本木のカローラ」と言われているのはE30。バブル全盛の1980〜1990年代の日本でヒットしたシリーズです。しかし、今見ても直線的で上品なデザインには感動します。

E46はまだまだ街なかで見かけることも多いと思います。1990年後半〜2000年代に発売されていて、2020年の現在で約20年落ち。まだまだ走れる車であり、根強いファンがいます。

BMWといえば直列6気筒

そしてこの323iは、「シルキーシックス」と呼ばれる直列6気筒エンジンを搭載したモデルです。E46には直列4気筒と直列6気筒が存在しますが、やはりBMWといえば直列6気筒だというファンも根強くいます。

「シルキーシックス」と呼ばれる6気筒エンジン。縦に6本のピストンが並んで、奥まったところまでエンジンが配置されてます。

シルキーシックスと呼ばれるように滑らかなエンジンフィーリングですが、現代の車と比べるとそこまで滑らかじゃないかもしれませんw(そもそも比べてはいけない!)

カスタマイズされた中古車を購入…やっぱり修理も多い!

私がカーショップで中古で購入したBMW 323i(E46)は、走行距離72,000万キロで約47万円(諸経費別)でした。これが安いのか高いのかいまだにわかりませんが…。

前のオーナーがカスタムしていたのは、

  • ビルシュタインのサスペンションキット
  • Mスポーツのアルミホイール
  • ブリジストンREGNOの上位モデルタイヤ
  • フロントとリアのスポイラー(たぶん自家製)

これらが装備されていて、車高は少し落とし気味でした。

これはとある駐車場で。気づいたらめちゃくちゃカッコいい雰囲気だったので1枚パチリw

このフォルムに惚れて、お店の前を通るたびに眺めていましたね…。

ところが!やはり20年落ちの中古車。しかも外車!購入して6年ほど経ちますが、色々と修理しています!

  • イグニッションコイル2本交換
  • ラジエターのエクスパンションタンク交換(E46の持病らしい。亀裂が入って液漏れ)
  • ラジエター交換(枯れ葉などで目詰まりしていた)
  • フロントのアームブッシュ交換(乗ってればこれは仕方ないことか?)
  • リアハブベアリング(これも仕方ないかな?)
  • エアコンのコンプレッサー(リビルド品に交換、約9万円)

費用は合わせてざっと20万くらいかな? 中古なのでやはり仕方ないかと思います。走行距離がそこそこいってて値段がお手頃なBMWを検討されている方は覚悟を持って!

これは名車だ!車との一体感で運転が楽しい!

そんな修理歴といつ不調になるかわからないドキドキを抱えながらも、BMW 323i(E46)の運転はとても楽しい!の一言につきます。

2300cc、直列6気筒、NA(ターボやスーパーチャージャーが付いていない自然吸気)という、過度なパワーがないモデルがゆえにとても扱いやすく、持っている性能をフルに使っている感じがします。
実際は使えてないんだろうけど、「使ってる!」感じをさせてくれますw

そうそう! それと、AT車なんだけどベタ踏みすると一気に吹け上がってタコメーターの針がレッドゾーンに入っちゃうところもお気に入りのひとつ。

重量配分50:50を忘れちゃいけない

そしてBMWの売りは前後重量配分50:50のバランス。これによって、車の真ん中で運転している感じがして、FR駆動と相まってハンドリングがものすごく楽しんです!

第1弾 BMWマイスターが語る「駆け抜ける喜び」へのこだわり | BMW 正規ディーラー Motoren Glanz 公式サイト

バッテリーがトランクルームにあるんですが、そこからも前後重量配分50:50にこだわってるのがわかりますね。

最初の購入からホイールが変更。パンクしたらタイヤ付きのホイールごと交換となってしまった…。これもMスポホイール

BMWのタグラインは「駆けぬける歓び」。BMWは本当にこのタグラインを体現しているんだということを、私はこの323iに乗って初めて感じることができました。そして、ハンドルを握るたびに運転する楽しさを感じられるこの車をずっと乗っていたいなぁーと思うのです。

いや、大げさじゃなくw

たまにもうちょっとパワー欲しいな…と思うこともあるけど、本当にBMW 323i(E46)は飽きない車なんですよ。

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